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初胃カメラにビビる。打倒ピロリ菌! [日常]

今まで健康診断の結果を無視し続けてきましたが、高度慢性胃炎、ほっとくと
胃がんになるということにすっかりびびってしまい、内科を受診することを
決意しました。

一応まだ「疑い」の段階ですから、もしかしたらコレステロール値を下げるために
ニンニクを生でパクパク食べたせいで、胃が荒れただけなんじゃないかなーなんて
生兵法で楽観視したりもしていました。

脂質異常症については今まで無視してきたわけですが、歳も歳だし丁度いい機会なんで
ついでに受診することにしました。だけど、薬を飲むのは嫌だな…

高度慢性胃炎、脂質異常症いずれも自覚症状はありません。
それが逆に怖いのかも。

7月某日。

検査の日がやってきました。胃カメラの日。昨晩の夕飯以降水しか飲んでいません。
総合受付にて受付後、消化器内科の区画で15分ほど待っていると名前を呼ばれました。

看護師に呼ばれて、「昨晩の夕飯は何時ごろか?」、「過去に内視鏡検査を行って、
おかしくなったことはないか?」「アレルギーはないか?」とか質問されて
問診票が作成されました。

その後再び10分ほど待合で待たされて、いよいよ内視鏡室に呼ばれました。

看護師に喉の麻酔、コップに一口分ぐらいの液体を渡され、口に含んで
喉のところで飲み込まずに止めておいて、その状態を2分ぐらい維持するように
言われました。

「まずい…」

しばらくすると、なんだか喉のあたりが変な感覚になり始めました。
麻酔が徐々に効いてきたのだと思います。
2分経った頃に看護師の合図で飲み込みました。

検査用のベッドに寝かされ、横にされたり、腕をこうしろとかあーしろとか
胃カメラ用の体勢に整えられました。そして、口にカメラ用のマウスピースの
ようなものを咥えさせられました。

いよいよ医者が入ってきました。
かなりしんどいとよく耳にするので、これまたかなりびびってました。

これぐらい苦しむんじゃないかとドキドキしてました。(音声注意)


ついに胃カメラによる検査が始まります。
口にカメラをツッコまれると、口から食道にかけて、管が通っていくのが
わかります。

医者「胃カメラが最も細いところを通ります。息を吸って、いったん止めてください。」

言われた通りにしました。多少むせました。

本格的に検査開始。

自分のおなかのあたりから、シャーというシャワー音のようなものが聞こえてきます。
胃を洗浄したり、検査のための特殊な液体を出しているようです。

目の前にモニターがあり、自分の胃の中がリアルタイムで写しだされています。
気持ち悪くなるといけないので、あまり見ないようにしていました。
そもそも気持ち悪いんですが。
終始看護師が背中をさすってくれていました。

何をしているのかよくわからないのですが、時々胃の内側から圧迫されるような
独特な感じがして、それがちょっときついときはけっこうむせます。

「もう少しで終わりますからね。」と、看護師が背中をさすりながら
声をかけてくれる。

およそ10分ぐらいだったと思います。だいたい思っていたとおりの時間で終わりました。

胃カメラを抜くときは、特に合図もなく、さっと抜いておしまい。

その後すぐにベッドの横にある椅子に座って、自分の胃の映像を見ながら
医者の説明を受けました。

だいたい次のような内容でした。
「とりあえずガンとか腫瘍と潰瘍とか、重篤な病気はない」
「十二指腸に潰瘍だったと思われる跡がある。気づかないうちに潰瘍ができ
 気づかないうちに治ったと思われる。」
「炎症がある。ピロリ菌の可能性が高い。ピロリ菌の検査が必要。」

ピロリ菌の検査に1時間かかると言われたので、想定していなかったし
腹減ったし、面倒くさいし、眠いし、後日予定を確認して、改めて
予約すると伝えると、そのまま放置しようとしていると思ったのか
ピロリ菌の脅威について、切々と説明されてしまいました。

私(別に放置するつもりなんてないんだけど…こういうの一番面倒くさいんだけどなぁ。)

医者の説教に近い説明を受けた後、会計を済ませて、帰りました。

胃カメラが思ったほどしんどくなくて、ほっとしました。


その日のうちに電話で次の診察の予約をしました。

胃カメラの検査から2日後。

総合受付で受付、その後月内の再診だからか、機械で更に受付。
尿検査をするため、中央処置室に移動。隣のトイレで尿をコップにとって
所定の位置に置いておく。

その後、待合で待つこと15分程。名前を呼ばれて、消化器内科の診察室へ入室。
胃カメラのときの医師から説明を受ける。

医師「ピロリ菌がいるので、治療が必要。」

治療の内容について説明を受けました。治療と言っても、一週間朝晩食後に
薬を飲むだけ。一週間は飲み続けないとピロリ菌に耐性がついてしまい
除菌が難しくなるらしく、必ず一週間は飲み続けるように釘をさされました。
合わせて、味覚障害や下痢などの副作用がでることもあるかもしれないということを
伝えられました。

こんな薬。
DSC_0002.JPG


ピロリ菌を除菌できたかどうかがわかるのは、薬を飲み終わってから2か月後らしい
です。2か月後の予約を取るように言われたのですが、予定がわからないので
後日改めて予約をしますと伝えたら、そのまま来ないつもりと思ったのか
少しむっとして、絶対に来るように釘をさされました。

私(だから逃げるつもりはないっつうの…)

診察が終わり、総合受付で会計し、薬を受け取り、帰りました。

というわけで、薬嫌いなわたしとしては大変不本意な薬生活が始まりましたが
一回も欠かすことなく、ほぼ時間通りに一週間薬を飲み終えました。

ピロリ菌が除菌されていますように。[ふらふら]




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