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2012年JFL第30節 Honda FC-藤枝MYFC in Honda都田サッカー場 [スポーツ]

JFLの試合を見てきました。多分、初めてだと思います。

地元浜松のサッカーチームということでいつか観戦に行きたいと思っていました。
JFLにはもう一つ静岡にホームタウンがあるチームがありまして、それが藤枝MYFCです。
どうせなら「静岡ダービー」を見に行こうと思いまして、この日見に行くことにしました。

JFLは、日本のサッカーリーグでは上から3つ目のカテゴリーのリーグです。語弊があるかもしれ
ませんが、J1、J2に次ぐリーグで、「J3」と表現すれば理解しやすいかと思います。
HondaのようにJリーグを目指さないチームでは、選手はアマチュア契約ですし
Jリーグを目指しているチームでは一部プロ契約の選手がいて、プロ・アマ混在のリーグと
なっているようです。

Honda FCは、浜松のHonda都田サッカー場をホームタウンとするJFLのサッカーチームです。
歴史があるチームで、過去何度かプロチーム化してJリーグを目指そうという構想があったよう
ですが、結局不景気等の影響で見送られ、現在は完全アマチュアチームとなっているようです。
スタジアムの顔写真付選手紹介のコーナーでは、選手の会社での所属まで掲示されていました。
Honda FCは、Jリーグの昇格を目指していませんのでJFLで優勝してもJ2に昇格しません。
しかし、ほぼ毎年上位に食い込んでいて、2008年には優勝しています。
Jリーグ入りを目指すチームがしばしば昇格のポイントとするのが、JFLの雄である
Honda FCを上回るかどうかのようで、このため「Jへの門番」と言われているようです。

逆に藤枝MYFCは、「藤枝にJリーグのチームを」を合言葉にJリーグ入りを目指すチームです。
今年JFLに昇格したばかりのチームです。藤枝市は、サッカーがさかんな静岡県のなかでも
さらにサッカー熱が高いところです。高校サッカーで有名な藤枝東は、「校技」なるものが
ありまして、もちろんサッカーです。女子は知りませんが、男子は入学すると必ずサッカーの
スパイクを購入しなければならないそうです。現日本代表キャプテンの長谷部誠選手は
藤枝東出身です。最近は、藤枝明誠高校が力をつけてきているようで、2009年には
高校選手権県大会で優勝し、見事静岡県代表の座を勝ち取っています。
というわけで、大変サッカー熱が高い土地柄ではあるんですが、いかんせんすぐ隣に
清水エスパルスがありますからね。西部にはジュビロ磐田もありますし。
Jリーグ入りを応援したい気持ちはあるんですが、ちょっと乱立しすぎな感がありますね。
横浜ぐらい大きな都市だったらいいんですが。

この日の観客数は約1000人ぐらいでした。試合観戦をしていると、隣に女性4人組が
座りました。おそらく20代前半から半ばぐらいの年齢だと思います。大変ノリが良い方々で
話している内容を聞いていると、サッカーのルールもろくに知らないような感じでした。
Hondaがどっちかもわかっていませんでした。見かねて若干レクチャーしてあげたら
「博士」ってわたしのことを呼んでいました(*^.^*) 知り合いが試合に出場しているって感じでも
Hondaの関係者って感じでもなかったし、なんで見に来たんだろう?
これを機会にサッカーの魅力を知っていただければと思います。

バックスタンド側です。右側の藤色が藤枝で、左側の赤色がHondaです。ゴール裏には
観客席がありませんでした。
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ハーフタイムのチアリーディングです。海の星高校だそうです。
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2-1でHondaが勝利しました。

試合は、前半5分ぐらいでHondaの選手がファールでレッドカードをもらい、前半早々から
Hondaが10対11という劣勢を強いられることになりました。
Hondaの選手で注目したのは、24番の香川大樹選手です。ポジションはFWかトップ下だと
思います。スピードはそんなでもなかった気がしますが、なかなかのテクニシャンでした。
ボールを持つとなんかやってくれそうな雰囲気でした。豪快なミドルシュートで2点目を
決めました。
藤枝MYFCの選手で注目したのは、15番の久富賢選手です。ポジションは右MFだと
思います。ウイングに近いぐらい、右サイドに張ってライン際を何回も縦に上がっていました。
背は低い方だと思います。スピードがあって、足元の技術もあり、幾度となく右サイドを
ぶち抜いていました。Hondaの左サイドバックの5番は対応しきれていませんでしたね。

試合はHondaが10人のせいか、なんとなく藤枝MYFCが優勢だったような気がしますが
後半にHondaが足が止まった藤枝MYFCのすきをつくような形で先取点を取りました。
2点目はミドルシュートでした。疲れのせいか、バイタルエリアで、プレッシャーを
かけきれませんでしたね。藤枝MYFCは1点を返しますが、Hondaが2-1で勝利しました。

Hondaには、去年引退してしまったのですが、新田純也という選手がいました。彼は私と
同い年で、中学時代は県選抜に選ばれるなど西部地区の中学生では有名人でした。
わたしは弱小中学所属で選抜などにも無縁だったので、彼は当然私のことなど知りません。
中学時代結局対戦することもありませんでした。もし、対戦してたらフルボッコにされていた
と思います。彼は名門清水商業に進学しました。高校卒業後てっきりプロに進んだかと
思っていたら、Hondaにいました。同い年で、地元のサッカー選手で、地元チームに所属と
いうことで、なんとなく気になっていました。ポジションはFWでJFLの通算最多得点記録保持者
だそうです。去年サッカーマガジン(ダイジェストだったけな?)で引退の記事を読みました。
通算最多得点記録保持者だからか、JFL選手の記事としては異例の分量だと思いました。
自分と同い年のスポーツ選手が一線から退いていくのを見ると年齢を感じます。
けがを抱えていて、もっと早く引退したかったそうですが、社員兼選手という性質上、勝手に
引退できなかったそうです。ようやく去年引退させてもらえたそうです。
彼のプレイを見ることができなかったのが残念です。

サッカー観戦行く前にプレ葉ウォークのインド料理屋へ行きました。ナンです。
久しぶりのインド料理おいしかったです。店員さんの接客もよかった。
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キリンチャレンジカップ2012 U-23日本代表 vs U-23ニュージーランド代表 [スポーツ]

女子の試合に続いて、男子のU-23日本代表の試合です。
男子のナショナルチームの試合は、高校の時に、今でも夏に行われるSBSカップで
おそらくU18だと思いますが見たことがあります。プロレベルの男子のナショナルチームの
試合観戦は初めてです。

女子のオーストラリア代表とは異なり、男子のU-23ニュージーランド代表はオリンピック出場チーム
(オセアニア1位)です。

試合前です。いい時間帯になってきたし、男子の試合ということもあり、人が
増えてきました。
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フジテレビですね。そういえば5時間ぶち抜いて中継したみたいですね。
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国歌斉唱です。歌手の独唱はやらないんですかね。
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試合の様子です。
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試合後の関塚監督のあいさつです。ロスタイムに追いつかれ引き分けてしまい、微妙な
空気です。
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試合後です。選手がトラックを回ってスタンドにあいさつをしてます。
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試合の感想を思いつくまま記述していきたいと思います。

ニュージーランドはドン引きってほどではないと思いますが、引き気味で守っていて
カウンター狙いといった感じです。中盤で厳しくプレスをかけていたのかよくわかりません。
始めからかける気がないのか、清武や東がうまいからニュージーランドが厳しくかけているつもり
でも全然効いてないのか、どちらかよくわかりませんでした。けっこう決定的なパスも出ていた
ので、きっと後者なんでしょうね。ただ相手のセンターバックがしっかりしていたせいか
日本はきわどいパスを出すんですがなかなか得点できませんでした。センターバックは
ラインコントロールなど組織プレイに力を発揮するタイプと、とにかく体を張って瀬戸際で得点を
防ぐというタイプがいるんですが、この日のニュージーランドのセンターバックは後者だったように
思いました。結局ニュージーランドの失点はミドルぎみのシュートのこぼれを押し込まれただけ
なんで、あれだけの実力差を考えれば、よく守ったといえると思います。

けっきょくあれだけ攻めながら1点しかとれませんでした。ニュージーランドから
すれば、ボールは圧倒的に日本に支配されることはわかっていたはずですから、この展開は
ニュージーランドのもくろみ通りだったといえるのではないでしょうか。

個別に見ていきます。

わたしの中で最も評価が高いのは徳永です。正直、U23の代表にオーバーエイジで入るまで
知りませんでした。この日、生で見ましたが、まず守備が安定している。おそらく前半は
右サイドの酒井に気を使ってあんまり上がらなかったんだと思います。ハーフタイムに
前半が無得点ということもあり、もっと積極的な攻撃参加を促されたんではないかと思います。
後半は積極的に攻撃参加しているように見えました。結果的には、オーバーラップした徳永の
ミドルシュートが得点に結びつきました。

清武について。生で初めてみましたが、たしかにうまい。プレッシャーが効いているはずの前線で
しっかりとキープできていました。相手がけっこう密集しているところにドリブルでつっかけて
決定的なスルーパス、みたいなシーンが何度かありました。同じトップ下の香川と異なり
ドリブルで相手をかわしてシュートを決めるというよりは、相手がプレッシャーをかけてくるのを
たくみにいなして、パスを供給するといった感じで、イタリア代表のピルロを思わせるような
プレーでした。

大津について。何度か得点のチャンスがあったんですが、ものにすることができませんでした。
あんまりどういう選手なのか知らないんですが、海外でプレイしているということもあり、得点に
対して貪欲で思い切りのいいプレイがいいところなんだと思います。しかしこの日は
ニュージーランドのセンターバックにうまく瀬戸際で防がれていた感じです。こういうときは
周りの選手をうまく使ったプレイをするといいんですが、ひたすらパスをもらってゴールを狙いに
いっては不発みたいなことを繰り返していました。

永井について。引き気味の相手だったせいか、自慢の快足を活かしきれず、これといったプレイが
ありませんでした。本番では宇佐美が左サイドで先発出場するみたいなんで、もとのスーパー
サブにもどることになるんだと思います。うん、それがいいと思う。

守備面については、相手が相手だっただけに実力を測れませんが、村松のミスによる失点とか
前半の鈴木大輔の決定的なミスパス以外はだいたい安心してみていられたと思います。
ただ、守備については、まさに失点のシーンがそうであったようにただ一度のミスで勝敗を
決してしまうので、ああいうミスは本番では絶対になくさないといけませんね。

7月18日(水)には、吉田、宇佐美、酒井高徳も加わり、オリンピック出場チームの
U-23ベラルーシ代表との親善試合が行われるので楽しみです。


キリンチャレンジカップ2012 なでしこジャパン vs オーストラリア女子代表 [スポーツ]

なでしこジャパンの試合を見てきました。国立競技場です。

国立競技場に来たのもなでしこジャパンの試合を見るのも
去年のなでしこジャパンvsなでしこリーグ選抜以来です。

ナショナルチーム同士の試合を競技場で観戦するのは人生で初めてです。

試合開始前です。アンセムを聞くだけでジーンとくる。
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試合中です。終始なでしこがゲームを支配していました。
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試合観戦した感想を思いつくままに記していきたいと思います。

オーストラリアの攻撃はいわゆる縦ポンサッカーです。とりあえず強引な縦パスあるいは縦への
ドリブルで身体能力の高さにものいわせて攻めてきます。オーストラリアはなでしこの
プレスをかわすだけの技術・組織力がありませんから、攻撃はおのずとこうした方法に限定され
るわけです。ただ、モーガンやシェリンぐらいのFWが一人でもいれば、迫力が少しはでてくるん
でしょうが、この試合に出場しているFWではあんまり怖くないですね。

少し動きだしが遅いように感じました。攻守の切り替え、パスアンドゴーはもっと徹底できると
思います。

終始日本のペースで試合は進みました。技術・組織力ともに日本が上回っていますし
相手はオリンピックに出場しませんから、モチベーションも全然違いました。

個別に見ていきたいと思います。

わたし的に評価が高いのは阪口です。ミスも少なかったし、視野の広い展開力が
よかったですね。守備面でも効果的にプレスをかけて、ボールを奪取していました。
2点目は阪口のサイドチェンジが攻撃の起点となり生まれた得点です。

ちょっと心配なのは宮間、鮫島の左サイドコンビ。まずしょーもないミスが多い。宮間は
スウェーデンでのアメリカ戦で失点したときのような中盤での決定的なミスがありました。
鮫島もパスミスが多い。鮫島は右利きです。左サイドでボールを保持するときはだいたい
左足で扱いますが、右利きの鮫島は左足ではいまいち器用なことができません。
だから、パスミスになることが頻繁にありました。左サイドでビルトアップしていくときに相手の
守備が整っていて、パスの出しどころに困ると相手のラインの裏に蹴りこもうとするのですが
左足のキック力がないからほとんどDFにひっかかってしまいます。相手が下手だから、大した
カウンターになりませんが、これもミスに近い。単純に裏に蹴りこむという選択も悪くはないと
思いますが、ある程度しっかり飛ばさないと。せめて相手を自陣のゴール側に走らせるような
ボールを蹴らないと相手にとってはこれほど楽なことはありません。
先月スウェーデンでのアメリカ戦で、アメリカが中盤で組織的にプレスをかけてきて負けたと
いう経験を踏まえて、なでしこも相手のラインが高く、中盤でのプレスがきついときは
単純に裏にボールを蹴りこんでいく作戦をとるというような報道がありました。
あたりまえといえばあたりまえのことなんですが、こうした作戦をしっかり具現化するためにも
鮫島にはしっかりとボールを飛ばすことが求められると思います。

熊谷について。ディフェンスは安定してますね。足元の技術もあるし、空中戦も勝てる。
ただ、この人、アメリカ戦だとよくモーガンに振り切られてるんで、足はそんな速くないんです
かね。この試合では顕在化しませんでしたが、俊足型のFWに対する守備が課題では
ないかなと思います。あと去年から気になっていたのですが、時々危ないところで鬼パス
出すんですけど、あれやめたほうがいいと思うんですけどね。沢とかに至近距離から
ものすごい強烈なインサイドのパスを出したりします。そこでそのパス必要?って思うことが
けっこうあります。沢のポジションでトラップミスしたら、即失点につながります。
うらみでもあるのかな...この試合でも「これ!」って思う鬼パスがありました。

川澄について。この人はやはりスピードを活かすためにもスペースにボールを蹴って、前を向いて
走らせるのがいいんだと思います。右サイドを縦に駆け上がっていって、チャンスメイクする場面が
ありました。ただMFとして出場するからには攻撃を組み立てていくようなパスが求められます。
この試合では右MFでの先発でしたが、本人が言っているように、あんまり足元はうまくない。
そんな目立ったミスはありませんでしたが、そつのなさすぎるパスゆえに効果的な攻撃に
結びついていかない。なでしこリーグではこれでいいんでしょうけど、国際舞台では
このクオリティーだと物足りない。あと近賀とのコンビネーションがしっくりいかない。
川澄は俊足・縦突破型のFWだから、右サイドを駆け上がる類似タイプの近賀と
競合してしまっているように見えました。この試合を見る限りでは右MFはやはり大野のほうが
いいかなと思いました。ちなみに、ちょいちょい左サイドの宮間とポジションチェンジをしていて
2点目は右サイドを駆け上がった近賀がクロスを入れて大儀見が得点したのですが、近賀に
パスをだしたのはポジションチェンジして右サイドにいた宮間でした。

安藤について。パスを受けて体の大きい相手をうまくいなしてキープするのがうまいですね。
これは大儀見についてもいえます。外国でプレイして培ったものなんだと思います。
川澄、大野といった日本でプレイしているFWにはない動きです。この人の大きな問題は
巷間でいわれているように、得点がないこと。献身的な守備やおとりの動きが評価されて
いますが、やはりFWとしては得点がほしい。動きも悪くないし、そもそも技術もスピードも
ある。監督が練習で安藤を見て、使おうという気持ちになるのはよくわかる。
ただ、ドリブルで何人もかわせるほどのドリブラーでもないし、外人相手に縦にぶち抜いて
いくほどのスピードがあるわけではないので、味方が作ったチャンスをゴール前で
ワンタッチかツータッチぐらいでゴールに結びつけるようなパターンでのゴールしか
この人の得点パターンはないと思うのですが、そういう場面ではよく外している印象が
あります。この試合を見ている限りでは、意図的なのか、暗黙の了解なのか、無意識の
うちなのかわかりませんがおいしいポジションどりは大儀見に譲っているような印象を
受けました。おいしいポジションどりはことごとく大儀見だったように見えました。気のせいかな?

丸山について。後半から途中出場でした。相手を背負った状態で縦パスを受けたとき、しっかりと
足元にボールが収まります。このあたりは、足元にボールがちっとも収まらないなでしこリーグの
FW達に比べれば、さすがだなと思います。問題はこの後。味方への落としが雑。落としが悪い
ために攻撃が遅れたり、最悪相手にボールを渡してしまう。ドリブルでしかけることもあるのですが
うまくいくことがほとんどない。なでしこリーグでは、相手を背負ってボールを受けても、強引に
縦に突破しにかかって、うまくいくこともあるようですが海外の強豪チームに対してはまるで
通用しない。いわゆるジョーカー役を期待されているようなので、W杯のドイツ戦の決勝ゴールの
ように前を向いて縦のスペースへ走りこみ、シンプルにシュートまで持っていくということに
徹したほうがいんじゃないかと思います。だからもう少しボールを受ける前の動きを工夫した方が
いいと思いました。

岩渕のプレイを見たかったのですが、この日は出場しませんでした。残念。


2012年第3回穂の国豊橋ハーフマラソン [スポーツ]

第3回穂の国豊橋ハーフマラソンに参加してきました。

前回のハーフマラソンの浜松シティマラソンの時と異なり、体調はよかったです。
ただ、トレーニング不足でした。自業自得ですけど。

スタートが10時で、浜松から程近い豊橋が会場ということで、7時起床で十分間に合いました。
いつもどおりチョコレート、バナナ、ウィダーインゼリーを用意して、チョコとバナナはレース前に
つまんでおきました。

豊橋に最後に来たのはおそらく大学時代にサッカー部の試合で来たときだと思います。
だから10年以上ぶりですかね。もちろん、電車で通過はよくしてますけど。

わたしはいつもスタート10分近く前にスタート地点で律儀に待っています。しかし、けっこう暇な
うえに寒いので体も冷えていきます。だから、今回はぎりぎりでいいやと思い、のんびり
用意・調整してました。そうしたら、本当にぎりぎりになってしまい、スタート待ちの最後尾に
ダッシュで到着したのがスタート40秒ぐらい前でした。もう少し余裕を持つべきでした。

コースはそんなに高低差はなかったと思います。若干の坂はありましたが、そんなに
気になりませんでした。給水は確か4回だった思います。基本全て水です。ただ、1箇所だけ
いちごをくれるポイントがありました。景観については、基本普通の町及び田園を走るコース
なので、特筆すべきことはなかったと思います。

天気は、いわゆる「狐の嫁入り」というやつで、日は出ているのですが、雲が多くて小雨が
時折降っていました。気温は高すぎず、低すぎずといった感じで、日差しもそんなに
強いとは感じませんでした。風は場所にも依りますが、町を走っているときには感じません
でしたが後半の田園地帯と川沿いはけっこう強いなと感じました。

タイムは自分的には普通のタイムですね。トレーニング不足を自覚していたので、前半抑え気味に
走りました。前回のレースから程よい期間があいていたせいか、後半も割りと足が上がりました。
16kmぐらいあたりだったと思いますが、おそらく低血糖だと思われる脱力感に見舞われました。
やばいと思ったのでポケットにひそましておいたウィダーインゼリーをすぐに飲み、チョコレートを
食べました。すると、脱力感は徐々に消えました。珍しく後半でも足も上がるし、体力も残っていて
正確なラップを刻んでいたわけではありませんが、かなりスパートをかけられたと思います。
やはり低血糖対策は大事ですね。

豊橋にはまだ路面電車が走ってます。岡山で乗って以来約6ヶ月ぶりです。こんなふうに線路を
堂々と横切れます。
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線路の上で堂々と真正面から撮っちゃいます。
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スタート・ゴール会場である豊橋市陸上競技場です。太鼓やってました。
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スタート地点です。

完走証です。
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<2012年>
3月25日 第3回穂の国豊橋ハーフマラソン
21.0975km 1時間44分48秒(ネット)

2月26日 第8回浜松シティマラソン
21.0975km 1時間56分29秒(グロス)

<2011年>
2月6日 第40回森町ロードレース
21.0975km 1時間46分47秒(ネット)

1月23日 第46回一色マラソン
21.0975km 1時間38分59秒(ネット)

<2010年>
10月31日  第2回しまだ大井川マラソンinリバティ
42.195km 3時間32分8秒(ネット)

4月11日 第25回焼津みなとマラソン
21.0975km 1時間47分14秒(ネット)

4月4日  第26回日本平桜マラソン
23.4km  1時間55分17秒(ネット)


2012年第8回浜松シティマラソン [スポーツ]

浜松シティマラソンに参加してきました。2年ぶり2回目です。

私は今まで1回参加したマラソンは、参加しない主義で通していたのですが
今回の浜松シティマラソンは、市制100周年を記念して最長距離が10マイルからハーフに
伸びたので、2回目になりますが参加することにしました。

いつもどおりバナナ、チョコレートを事前に食べ、レース中にも糖分を補給できるように
ポケットにはチョコレートとウィダーインゼリーを忍ばせておきました。

今回のレースはタイム的にはあんまりでした。まず、トレーニング不足です。自業自得です。
次に、多分5年ぶりぐらいだと思いますけど風邪をひいてしまいました。
棄権しようかなと思ったのですが、そんなにひどくなっていなかったのと、浜松シティマラソンの
ハーフは今年だけということもあり、ちょっと無理して走ってしまいました。

スタート地点の市役所までは、住まいから徒歩10分です。泊りがけで行ったときでも
宿から会場がこれほど近いことはかつてありませんでした。コースは見慣れた街並みです。
車道をランニングしてながら見る街並みは、新鮮といえば新鮮かな?
上島から幸にかけての坂はちょっときつかったですかね。

給水所は、水とスポーツドリンクだけでした。この日はのんびり行こうと思っていたので
フルーツぐらいでればいいなと思っていました。

3月にもう一度ハーフを走るので、このレースにはしっかりコンディションを整えて臨みたいと
思います。

スタート地点の市役所です。
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会場として開放されていた元城小学校です。浜松城が見えます。
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ゴール地点の四ツ池公園陸上競技場です。
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記録証です。
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<2012年>
2月26日 第8回浜松シティマラソン
21.0975km 1時間56分29秒(グロス)

<2011年>
2月6日 第40回森町ロードレース
21.0975km 1時間46分47秒(ネット)

1月23日 第46回一色マラソン
21.0975km 1時間38分59秒(ネット)

<2010年>
10月31日  第2回しまだ大井川マラソンinリバティ
42.195km 3時間32分8秒(ネット)

4月11日 第25回焼津みなとマラソン
21.0975km 1時間47分14秒(ネット)

4月4日  第26回日本平桜マラソン
23.4km  1時間55分17秒(ネット)

2月28日 第6回浜松シティマラソン
16.093km 1時間14分30秒(ネット)


クラブワールドカップ準決勝 柏レイソル - サントス  [スポーツ]

12月14日のクラブワールドカップ第二試合は準決勝です。

    柏レイソル  -  サントス
    (開催国)    (南米)

柏のアップの様子です。
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選手入場シーンです。何度聞いてもANTHEMいいなぁ。
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柏は、開始当初から激しくプレッシャーをかけていきました。特にネイマールには
ファール気味に、しかもなるべく複数で対応してました。試合開始当初からこの試合にかける
意気込みが伝わってくるような立ち上がりでした。
逆にサントスは、格下相手の余裕なのか、要所ではしっかり対応しますが、ガツガツプレッシャーを
かけるわけでもなく、攻撃に人数をかけるわけでもなく、落ち着いた立ち上がりでした。

最初のうちは、ネイマールもうまいけど、これだけプレッシャーをかけられれば、そうそう得点
できないだろうと思っていました。ところが、前半19分、見事な切り返しで大谷をかわし
遠いサイドのゴール左上に、よくコントロールした山なりのシュートで先制ゴール。ペナルティエリア
の外でした。キーパー一歩も動けず。柏のプレッシャーがまだ効いているはずの前半に、あっさり
個の力でゴールされてしまいました。おそるべし、ネイマール。ただ、右サイドに流れてきたからか
ボールを受ける瞬間は誰もついていなかったため、バイタルエリアでボールを保持してあっさり
前を向かれてしまいました。このボールを受ける時点で、プレッシャーをかけておけば
失点の芽を摘めたと思うんですけどね。ネイマールはずっと左サイドにいましたから、マークの
受け渡しがうまくいかなかったのでしょう。

2点目は、9番ボルジェスです。ペナルティエリアすぐ前あたりの中央よりやや左側でボールを受け
ました。この時点で、DFがついているのですが、しっかり体をいれ、パススピードが速いのに
正確にトラップしているため、DFはトラップの瞬間を狙ってボールをとりにいくことができません。
5番増嶋が足を出してきたところで、右サイドに流れて増嶋のマークが外れ、前を向かれてしまい
前にいる3番近藤も前を向かれてしまったため、うかつにチャレンジすることができず、あっさり
シュートをコースに狙われてゴール。やはりペナルティエリアの外でした。

柏はディフェンスの際に、ボールをとるために足を出すとかわされ、足を出さないとシュートを
打たれてそれがゴールしてしまい、どうしようもない感じでしたね。しかもペナルティエリア外からの
シュートが確実にゴールされてしまいます。個人の技術レベルでやはりサントスの方が1枚も2枚も
上手でした。


ハーフタイムの様子です。
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柏は後半にコーナーキックから酒井のヘディングで1点を返します。

しかし、サントスは中央付近で得たフリーキックを直接入れて3点目。このフリーキックは28番栗澤が
ピンチをイエローカードもらってまで止めにいって取られたファールによるものだったのですが、無駄に
なってしまいましたね。

試合中の様子です。
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試合後の様子です。3-1でサントスが勝利しました。
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試合開始当初は、柏が厳しくプレスをかけていたと思っていたのですが、それは柏サイドの見方で
サントスからするともっとえげつないことをしてくる南米のチームにくらべれば、全然たいしたこと
ないんでしょうね。サントスにとっては、柏のプレスはたいしてきつくないと感じられていたのでしょう。
とにかくサントスの攻撃の選手が前を向いてボールを持つと、柏にとってはものすごい脅威です。
サントスがあっさり得点を重ねていったことを目の当たりにして、そう感じました。
また、柏は当初ファール気味にプレッシャーをかけにいっていたのですが、審判に何度か注意されて
厳しくいきづらくなったように思いました。審判がよくゲームをコントロールしていたということですね。

会場ではこの大会のテーマソングであるKyleeの「NEVER GIVE UP!」が頻繁に流されていました。
今のわたしのマイブームです。

さて、試合も終わって帰途についたわけですが、もともと終電ぎりぎりだったので、駆け足で人ごみを
かきわきながら、なんとか愛知環状線の新豊田駅に到着しました。環状線は通常通りだったのです
がなんとJRが遅延していました。昼頃の地震のせいだそうです。寒空のなか駅で1時間待って
電車に乗り込みました。昨今の震災のことを考えれば、1時間程度待つだけで済んだのは
ラッキーと思わなければいけないんですかね。


クラブワールドカップ5位決定戦 モンテレイ - エスペランス  [スポーツ]

12月14日のクラブワールドカップは、第一試合は5位決定戦です。

    モンテレイ  -  エスペランス
  (北中米カリブ)   (アフリカ)

正直、知っている選手はテレビでちょっと見たモンテレイのスアソぐらいです。
そのスアソも出ていませんでした。ほとんど消化試合ですからね。

海外のチームの試合を見るのはおそらく16年ぶり?ですかね。高校の時、オランダ遠征に行った際
観戦して以来だと思います。

選手入場シーンです。FIFA ANTHEMが流れています。この曲を聴くとこみ上げてくるものが
あります。特に今日は会場にいますから格別です。
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試合中の光景です。
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立ち上がりは、両チームとも守備の時ほぼ全員が自陣に下がり、相手がボールをバックラインで
回しているときは軽くFWがチェイシングする程度でした。両チームとも相手がボールを保持して
センターサークルを超えてくると、激しくプレッシャーをかけていて、バルセロナのようにそれを
かいくぐって、シュートに結び付けられるような実力差はありませんでしたので、なかなかシュート
までいきませんでした。それでも10分を過ぎたぐらいから、徐々に攻撃に人数をかけ始めました。
モンテレイの方がやや個々の能力が高いせいか、モンテレイのポゼッションがやや長く、シュート
まではなかなかいきせんが、徐々にゴールに迫っていったように思います。
モンテレイの方が一枚上手かなと思っていたら、前半30分頃、絵に描いたようなカウンター一閃で
エスペランスが先制しました。モンテレイのDFはファールぎみに止めにいったのですが、15番が
ぶっちぎっていきましたね。

エスペランスが先制したものの、やはりモンテレイの方が優勢にゲームを進めていました。
モンテレイが前半終わりごろに立て続けにいずれもコーナーキックから2点をとりました。
逆サイドだったので見づらかったですけど、1点目はショートコーナーが効きましたね。
ゴール前で混戦になったというのもあるのですが、いい感じにマークが外れていました。
2点目は、9番が取ったのですが、なんでマークついているDFがせりに行かなかったのかよく
わかりません。ゴールエリアの中なんだから、ちゃんと競れよ。

ハーフタイムの様子です。
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後半早々にモンテレイが3点目を取ります。右サイドからあがって来たボールを左サイドの9番が
折り返し、17番がヘディングでゴール。左右に振られたっということもありますが
17番どフリーでした。折り返した9番もフリーでしたから、もう少ししっかり人を見なければ
いけませんね。

エスペランスがその後2点目をPKでとり、3-2でモンテレイが勝利しました。

知っている選手もほとんどいなかったし、5決で消化試合に近かったので、関心が薄かったのですが
実際見てみたら、男子のプロは久しぶりということもあり、見ごたえ十分でした。


クラブワールドカップ観戦してきました(2011年) [スポーツ]

12月14日、豊田スタジアムでクラブワールドカップを観戦してきました。

この日は、下記の試合が行われました。
 
 5位決定戦    モンテレイ   -   エスペランス
          (北中米カリブ)     (アフリカ)

   準決勝    柏レイソル   -   サントス
           (開催国)       (南米)


電車で行ったのですが、行く前に時間があったので、駅ビルの本屋で立ち読みをしていたら
なんと、地震。しかも、けっこう大きめ。後から聞いたら震度3ぐらいだったようです。
震度3ぐらいだったので、すこし驚いただけでしたが、揺れが納まってから、ふと思いました。

「まさか、電車止まらないよな...」

予感は杞憂に終わり、行きの電車のダイヤに特に影響はありませんでした。行きは...ね。行きは。

名鉄知立駅で乗り換えると、電車は観戦のお客さんと思われる人がたくさん乗っていました。
外国人もけっこういましたね。なかにはネイマールを模していると思われるモヒカンの髪型の人が
いました。

名鉄豊田駅です。来たのは初めてです。
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豊田スタジアムは名鉄豊田駅から整備された一本道の歩道を東へ徒歩15分程度です。
途中、ゲームシャツの露天販売がいくつもありました。さらに↓こういうのもありました。
今日の試合が、グランパスだったらもっと盛り上がったんでしょうけどね。
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豊田スタジアムです。初めて来ました。でかいなー。エコパとどっちが大きいかな?
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スタジアムの横ではいろいろイベントをやっていました。優勝カップと記念撮影できるコーナーが
あったのですが、15分待ちと聞いてあきらめました。
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こんなんもありました。男用と女用です。SN3O0039.JPGSN3O0040.JPG



















豊田スタジアムって、全天候型だったんですね。雨の心配をしていたのですが
関係ありませんでしたね。ただ、寒かった。


『岡山湯郷Belle 対 INAC神戸レオネッサ』を観戦してきました。  [スポーツ]

女子サッカーリーグプレナスなでしこリーグ2011第12節『岡山湯郷Belle 対 INAC神戸レオネッサ』
を岡山県美作ラグビー・サッカー場で観戦してきました。なでしこリーグの試合を観戦するのは
初めてです。

前の日の晩は、大学寮のOB会があり、名古屋で深酒して、とりあえずカプセルホテルに
宿泊しました。そして、軽く寝て、名古屋から岡山へ向けてのぞみに乗りました。もちろん、車内では
爆睡です。岡山からは津山線で津山へ向かい、津山で姫新線に乗り換えて、目的地の林野に
到着です。

林野駅です。単線です。
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林野駅から10分程度歩くと美作市役所があり、そこから臨時シャトルバスに乗って到着です。
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湯郷ベルのウォームアップの光景です。
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INAC神戸のウォームアップの光景です。南側にひとだかりがすごいです。
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記念撮影してます。本日の入場者数は4958人だそうです。
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湯郷ベルの円陣です。
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INAC神戸の円陣です。
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試合中の光景です。結果は湯郷0-1神戸でホームの湯郷ベルは負けてしまいました。
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概要はこちらをご覧あれ。

内容については、やはりINACが終始押し気味に進める展開でした。INACの攻撃はFW大野を
起点する攻撃が主でした。FW大野にくさびのパスをいれて、湯郷のDFをひきつけてできた
前のスペースを川澄等のスピードがある選手飛び込んでいくという感じです。とにかく大野に
くさびのパスが入ると、しっかりとボールがおさまり、簡単にタメとスペースを作られてしまっていま
した。湯郷のDFは攻撃の起点となる大野に対するプレッシャーが甘いので、いいようにやられてい
ました。おそらく体を寄せにいって、ヒラリとかわされるのが怖いからあんまり寄せないんでしょうけど
きれいなインターセプトは無理でも、せめて大野のミスをさそうぐらいのプレッシャーはかけないと
簡単に攻撃の起点を作られてしまいます。
 大野がボールを受けると、中盤には沢、チソヨンといった技術的に高いレベルの選手が大野の
落としを受けて、スペースに走りこむ川澄、米津といったFWにパスを供給し縦に切り込むという
セオリーどおりの攻撃といえば、セオリーどおりです。また、湯郷がディフェンスをしっかり整えて
いたとしても、INACは近賀等の両サイドバックがオーバーラップして数的優位を作り攻撃の
厚みを持たせたり、韓国の女メッシことチソヨンがドリブルで切り込んだりと湯郷に比べると
技術的にも戦術的にも多彩な攻撃を見せていました。

湯郷は、ボールを奪ってもちょっとしたプレッシャーですぐボールを奪われてしまうので攻め手が
ないという感じでした。INACの大野とは対照的に、湯郷のFWは縦パスをうけても、ボールが
おさまりません。また、どうしてもディフェンスの時間が長くなるので、いざ攻撃というときに
攻め上がりが遅く、FWにサポートがなく、やや孤立していました。攻め手いえば、中盤の
宮間、中野といった精度の高いパッサーからのアーリークロスぐらいで、だけどこれは負けてる
チームが終わり際に行う攻撃です。後半は、前半の反省から、FWに対する早いサポート、FWは
ミドルゾーンでは球離れを早くするという意識がプレイに見られましたが、INACのディフェンスを崩す
までには至りませんでした。

女子サッカーについては以前のブログでもいろいろ書いてきましたが、やはりディフェンスの
マークがとても甘く感じます。例えば、INACの得点シーンを見ても、大野へ縦パスが入ったところ
で、こんな危険なところで、しかも湯郷の選手が多くいるのに、なぜたいしたプレッシャーがかかって
いないのか?その後さらにどフリーの川澄へ。なんでFWがこんなところでどフリーなの?

話は変わりますが、80年代、アフリカの選手がヨーロッパで台頭してきている頃のことです。
アフリカの選手は、身体能力、技術は高いものがあったようですが、いかんせん、戦術が
なっていない。そして、ディフェンスの選手が、マークするべき相手がボールを持っていないと
すぐに目を離してしまい、ボールが渡ったときには時すでに遅しで、決定的な仕事をされてしまう。
あるチームの監督がアフリカのディフェンスの選手に言ったそうです。

『便所までついていけ!』

ヨーロッパのどこの国かわかりませんが、しつこくつきまとうことを例える表現として使われて
いる慣用句だそうです。日本で言うと、「猫に小判」とか「雨降って地固まる」みたいなやつです。
これを言われたアフリカの選手は本当に便所まで相手選手についていったそうです。
わたしは、ディフェンスの際は、相手選手に便所までついていくぐらい、徹底して相手選手を
見ろ、仕事をさせるなと教わりました。

ラフプレイで臨めと言っているわけではありません。時と場合によっては、激しいプレイも必要
ですが、まずは相手選手をしっかり見ておくという意識が必要で、女子サッカーを見てると
どうしてもマークの甘さが目に付きます。

ゾーンで守っているので、人を見ないというのは中学生のいいわけです。空いているスペースに
入ってきた相手選手は誰かが当然必ずつかなければなりません。自分のゾーンから味方の他の
選手のゾーンに相手選手が移動したら、声をかけてマークの受け渡しをしなければなりません。

女子サッカーの発展のためにも、ピッチ上でよりレベルの高いサッカーを披露していただけることを
期待しています。


なでしこジャパン vs なでしこリーグ選抜 in 国立競技場 [スポーツ]

『なでしこジャパン vs なでしこリーグ選抜』を観戦してきました。

19日は、ちょっと早めに出発して、久しぶりの関東でいろいろ行ってみようと画策していたの
ですが、なんと寝坊。目が覚めたときは、超ー自己嫌悪。
サッカー観戦だというのに、前日の予報では東京は雨。しかもゲリラ豪雨注意の予報。
悪天予報のため、そもそも前日からなんだかブルーな気持ちでした。
案の定、局地的豪雨のため、当日電車のダイヤが乱れていました。

なお、暗いせいもあって、写真が全体的にぶれています。ご勘弁ください。

国立競技場から最寄の「千駄ヶ谷」駅です。2枚目の写真は駅のホームにあったものです。
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国立競技場に最後に来たのは2002年3月16日です。そのときは鹿島vs市原の
Jリーグの公式戦を観戦しました。約9年半ぶりの国立競技場です。
サッカーのナショナルチームの試合を観戦するのは男子も含めてこれが初めてです。
Jリーグの試合は以前は頻繁に見に行ったのですが、実は代表の試合はこれが初めてです。
ただ、今日は相手がナショナルチームではありませんが...

国立競技場に到着して、席に座ると、もう間もなく選手入場というところでした。
FIFA ANTHEMが流れて、選手入場。その後ピッチ上で菅首相が選手たちと握手。
本日の国歌斉唱は、J-POPシンガーの倉木麻衣でした。

先週の男子サッカーの日韓戦でAqua Timezのボーカルの歌いぶりが不遜ということに
なり、なにか物議を醸しだしていたので、少し心配になりました。
他の人はどう感じたかわかりませんが、わたしは、女子の試合にふさわしい女性のたおやかさを
感じさせてくれていて、それでいてなにか厳かさも感じさせてくれる素敵な歌いぶりでした。
とりあえず場が締まるね。

円陣です。
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東日本大震災の被災者を悼み黙祷です。もちろんわたしもこの1枚を撮って黙祷しました。

試合中の様子です。
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試合の全体的な感想としては、まず実力差がありすぎると感じました。なでしこリーグ選抜は
急造チームなので当然戦術どころではありません。1.5軍のなでしこジャパンとはいえ、ほんの
1ヶ月前にW杯を勝ち抜いたチームですから、チーム力ではなでしこリーグ選抜は
なでしこジャパンに到底及びません。なでしこジャパンは代表チームですから、基本的には
ポジションの別はあれ、上から20人を選抜したメンバーなわけですし、沢、宮間といった
代えのきかないほど、卓越した選手がいるわけですから、個々の力でもなでしこジャパンが
圧倒していたと思います。

さすが世界チャンピオンなだけに、なでしこジャパンのメンバーはトラップがうまく、足元への
おさまりもいいですし、パススピードも速くダイレクトパスも随所に見られて、場面場面の
判断も早かったです。

リーグ選抜は、当初は特にプレッシャーが緩かったです。代表選手をケガさせてはいけないと
でも思ったのか、リーグ選抜のレベルがこんなものなのか、なでしこジャパンの選手は縦パスを
受けて、余裕で前を向けていたので、そりゃリーグ選抜は押し込まれちゃいますよ。
ただ、不用意に足を出したり、飛び込めば当然かわされてしまいますので、慎重にプレッシャーを
かけにいくのもわからんでもないですが、それにしても緩かった。

川澄にしてもW杯のスウェーデン戦やアメリカ戦ではアタッキングエリアではろくにキープできて
いなかったのに、リーグ戦の試合でもこの試合でも対日本のチームではディフェンスラインを
ドリブルで切り裂いてましたから、なでしこリーグのレベルがやはりこの程度なんでしょう。

相手にボールがあるときに組織的にプレスをかけて、有効なスペースをつぶし、戦術的に
意図して相手を追い込んでいくということは、なでしこジャパンは相手が相手なだけに機能して
いましたが、当然急造チームのなでしこリーグはなかなかできません。なでしこジャパンは
守備の連携はかなりよかったと思います。沢や阪口の寄せがとても早く、また球際で
ボールを奪うのがうまくて、中盤でほとんど攻撃の芽は摘まれていました。

ボランチの阪口が効果的に左右にボールを散らしたり、サイドチェンジをしていて、サイドをかなり
ワイドに利用していたので、こういう点においても、リーグ選抜が守備の際にプレスをかけずらく
なっていたんだと思います。逆にリーグ選抜はどうしても中央付近に攻撃が偏りがちで攻撃が
単調だったと思います。

後半は、どうもリーグ選抜の監督がかなり檄をとばしたらしく、プレッシャーがけっこうきつく
なりました。なでしこジャパンは選手交代を行い、かなり落ちたメンバーになったこともあって
後半は正直、けっこうグダグダな試合になりました。後半は足がとまってくるので、ある程度は
しょうがないのですが、親善試合でメンバーをけっこう交代していて、体力的には充分やれる
選手が多数いるはずなのに、こういうことになるのは、巷でいわれているようにバックアップの
選手の質が先発と開きがあるということなんでしょうか。

後半から出場したリーグ選抜の木龍(日テレ)という選手がなかなかスピードがあって
ドリブルもそこそこうまかったので、後半はこの選手になでしこジャパンのディフェンスラインが
けっこうやられてました。急造チームなんだから、攻め手は、スピードとテクニックがあるFWの
個人技でディフェンスラインをかき回すぐらいのことしかできないんだから、初めからこうして
おけば、もっとおもしろくなったと思うんですけどね。

スピードがある選手になでしこジャパンのディフェンスラインが特に弱いという弱点は
リーグ選抜の監督も見抜いていたようです。後半は岩清水も交代していましたし、もちろん
この試合には熊谷はいませんが、全体的にディフェンスラインが鈍足というのは事実のようです。

佐々木監督の挨拶です。
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沢キャプテンの挨拶です。
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まずは五輪の代表権も勝ち取ってください。なでしこリーグの発展も応援してますが
最も上のリーグに静岡のチームがないのが残念です。
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新幹線の最終電車に間に合わせるため、試合後のセレモニーを少しだけ見て、国立をあとに
しましたが、豪雨のため遅延していました。こんなことだったら、もう少しゆっくり試合後の
セレモニーも見ていたかったです。

最後に、五輪予選についてですが、出場権獲得の期待というよりは、獲得できなかったときの
不安のほうが大きいです。というのもこれだけのフィーバーになっていますから、これで
五輪は出場できませんということになったら、世の中の手のひらのかえしっぷりといったら
おそらく今の民主党に対するもの以上ではないかと思います。
女子サッカーの人気を確固たるものにするためにも、是非アジア予選を突破して、五輪でも
好成績を残してほしいと願っています。
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