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その時歴史が動いた [日常]

『その時歴史が動いた』は水曜日10時~10時45分にNHKで放送されて
いるテレビ番組です。歴史のドキュメンタリー番組です。

欠かさずというわけではありませんが、最近よく見ています。ネットで調べたら
なんとこの番組2000年に始まっているのですね。けっこうな長寿番組です。
年をとったせいでしょうか、元々歴史好きということもあって、番組が終わる頃には
感動して、エンディングの音楽を聞きながら半ベソ状態になります。

日本史が中心で、世界史は時々三国志とか日本人に知名度の高い中国史を少し
やる程度かなと思ったら、実はジャンヌダルクとか、ナポレオンとか、ガリレオとか
けっこう欧米の歴史も扱っています。さすが長寿番組。

最近はビジネス書を読むことが多くなりましたが、以前は吉川英治、司馬遼太郎
宮城谷昌光、山岡荘八等の歴史小説をよく読みました。
最近読み進めているのは、塩野七生の『ローマ人の物語』です。ハードカバーでも
発売されていますが、わたしはケチって、かさばるという理由もありますが、文庫本で
読み進めています。

文庫本が出ているのが三十数巻なので、まだ途中ですが、もっとも面白いところは
カエサルとハンニバルが登場してくるところです。カエサルについては筆者の塩野七生も
絶賛しています。カエサルは政治家として、軍人として、類まれなる才能を有していたわけ
ですが、特筆すべきはその寛容の精神です。しかし、その寛容さのために結局暗殺される
わけです。詳しくは本を是非読んでみてください。

何が言いたいかといえば、要するに『その時歴史が動いた』でカエサルを扱ってほしいわけ
です。ネットでサーと探したので見落としているかもしれませんが、おそらく扱ってないと思います。
ただ、なぜかTBSが妙にローマ帝国について力をいれていて、きっと取り上げにくいん
でしょうね。あのTBSの番組は視聴率取れたのかな?

もし、『その時歴史が動いた』でカエサルを扱った場合の「その時」はいつとするのか?
本命は、ルビコン川の渡河でしょうかね。名文句もありますし。
次は暗殺のときですかね。これまた名文句がありますし。
個人的には『ファルサルスの戦い』がかなり重要な出来事であると思っています。
ライバルのポンペイウスを撃破し、元老院派への勝利を決定づけ、とりあえず内戦を終結
させていく最大の決戦ではないでしょうか。

以前、わたしは会社の上司に辞意を告げた直後こう思いました。
「賽は投げられた」
この時がわたしの人生における「その時」となるかどうかは、わたしの今後の
人生、わたしの意志次第です。

カエサルは、ポンペイウスに勝利した後、ポントス王国との戦争に勝利します。
あまり有名な文句ではありませんが、『来た、見た、勝った』という戦勝報告を
したそうです。今年の7月の試験後こうした戦勝報告ができるといいですね。

ローマ人の物語.JPG







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