東海豪雨

9月11日といえば、やはり同時多発テロが記憶に新しい出来事かと
思います。（誕生日の方すいません。）

2001年9月11日の同時多発テロについては、先日触れてしまいまし
たので、今日は2000年9月11日のことについて書きたいと思います。

2000年9月11日はわたしは名古屋に住んでいました。お気づきの方も
いらっしゃると思いますが、その日は「東海豪雨」の日です。

わたしは学生時代、塾の講師をしていて、その日は塾の日でした。
午後4時ごろに天白区植田にある塾にカッパを着て、いつもどおり
自転車で行きました。室内にいるときはそれほど大雨という感じは
しなかったのですが、帰るときにものすごい雨になっていることに
気がつきました。

カッパを着ていたわけですが、もはやカッパが役に立たないほどの
雨でした。
後日、テレビで知りましたが、この雨で天白川という川が氾濫して
川沿いのある地域が洪水で大きな被害を受けました。
当日はそんなことは露しらず、いつもどおり天白川の橋を渡って
帰宅しました。今思えば、恐ろしいことです。
いつもなら橋から水面まで４、５メートルはあるわけですが、その時は
橋まで数十センチまでに水位が増していたのを覚えています。

わたしの住んでいたところは小高い丘の上にあったので、わたしは特に
被害にあうということはありませんでした。ちょうどテスト期間中だったの
ですが、次の日は全て延期となりました。

気象学的には、その日は秋雨前線が日本付近に停滞していて、そこに
沖縄近辺にあった台風１４号が湿った空気を送り込み、このような大雨に
なったそうです。